共同制作社は、2021年9月で58期目

弊社のような零細企業にとって新型コロナウイルス感染拡大は、今なお大きな影響を与えています。そうした中で迎えた58期ですが、変化に対しては冷静さを保ちながら、ポストコロナを見据えて対応していきたいと思います。
◯「ポストコロナ」、「DXへの取り組み」
経済財政諮問会議が「経済財政運営と改革の基本方針2021」をとりまとめて例年通り6月に発表しました。「新型コロナウイルス感染症の克服とポストコロナの経済社会のビジョン」として、ポストコロナの新しい経済に対応する事業再構築や、デジタルトランスフォーメーション(DX)に向けた企業への支援などを提言しています。弊社のDXへの取り組みは、 昨年4月の緊急事態宣言時にテレワーク体制の導入を進めることができました。今期は、事業リスクの備えとして、自然災害やパンデミックなどを想定した事業継続計画(BCP)の策定、行政手続のオンライン化への対応、デジタル校正・WEB会議、セキュリティ対策などの更なる環境整備など進めていきたいと思います。
◯増加傾向のデジタル校正で「営業強化」
営業強化の取り組みとして(「WEB校正」改め)デジタル校正の営業強化年間を継続します。デジタル校正の新規問い合わせ数は、前期と比較して増加傾向にあります。弊社では「デジタル校正」を「画面上で行うペーパーレス校正」全般と定義し、PDF、Word、Excel、ジャストライト等のソフト上で校正する形態を指しています。PDF校正の場合はコメント注釈を入力もしくは手書きをスキャンして納品したり、Word校正の場合は変更履歴やコメントを入力して納品したりする方法が比較的多いです。主な作業はテキストチェック(誤字・脱字、用字用語統一、表現チェックなど)です。案件によって作業内容は異なりますが、動作チェック(リンクチェック、更新データチェック、ダウンロードデータチェックなど)を含む場合もあります。更なる人材確保を継続的に図っていきます。
◯宣伝強化を「仕事」につなげる
弊社のHPからの問い合わせ件数が56期と比べて57期は増加傾向でした。その中でも取引に関するメールは56期よりも16%増でした。感染がピークアウトした第3波と第4波に問い合わせ件数が増加しました。問い合わせをしっかりと「仕事」につなげられるように努めてまいります。
◯58期を迎えるにあたり
コロナ対策等は臨機応変に対応し、DXへの取り組み強化(デジタル環境の整備と人材確保)、「自然災害や感染症等の対策」などのBCP対策を徹底していきます。引き続き「営業強化」と「宣伝強化」を経営戦略の柱として社員一丸となって推進してまいります。
末筆になりますが、皆様方のご健康を心よりお祈りいたしまして、期首のご挨拶とさせていただきます。