谷崎賞、中公文芸賞の贈呈式に出席しました

弊社の得意先の中央公論新社が主催している、第53回谷崎潤一郎賞と第12回中央公論文芸賞の贈呈式が10月11日に東京・紀尾井町のホテルニューオータニで行われました。谷崎賞は松浦寿輝氏の『名誉と恍惚』(新潮社)、中公文芸賞が森絵都氏『みかづき』(集英社)に決まり、今年も社長の木下が贈呈式に出席しました。
贈呈式のスピーチで松浦氏は「上海と縁があった谷崎潤一郎の名が冠された賞を受賞することになり、『名誉と恍惚』の中におりますし、谷崎の作品と縁ができたうれしさも感じております」と話し、森氏は「縁やめぐり合わせは、人間の手に負えない、計り知れない力を持っていると感じたと同時に、『みかづき』という小説は、運の強い小説なのかもしれない、と感じました」と受賞の気持ちを語っていました。
式の最後に中央公論新社代表取締役社長の挨拶で「エンターテインメントの値段」について熱く語っていたのが印象的でした。